2020年度活動紹介

未来を灯そう～越喜来3.11～

ペットボトル灯篭プロジェクトwith地元高校生

9月：　第1回三陸港まつりのみらいを考える会実施

11月：　第2回三陸港まつりのみらいを考える会実施

12月：　未来を灯そう～越喜来3.11～第1回企画検討会

　　　　(旧称：第3回三陸港まつりのみらいを考える会)実施

1月：　第2回企画検討会実施

2月：　第3回企画検討会実施

3月：　灯篭文字パネル作成作業実施

3月：　未来を灯そう～越喜来3.11～　

ー企画概要ー

　震災 10 年の節⽬に、地域住⺠と越喜来地区を中⼼とした中⾼⽣とともにコロナ禍においても実現可 能な地域活動を、鎮魂の意を込めて企画・実施した。中⾼⽣を中⼼とした地域住⺠の交流機会創出、地 域活動の担い⼿育成を狙いとし、毎年実施しているペットボトル灯篭プロジェクトの⼀環として本企画 を⾏った。具体的には、地域住⺠・中⾼⽣との企画検討会を実施し、Youth for Ofunato が現地活動を ⾃粛した際にはオンライン参加とした。準備段階では越喜来３地区で灯篭作成会を実施したほか、越喜 来⼩学校や⾼⽥⾼校協⼒のもと合計 852 個のペットボトル灯篭が完成した。これらを 3 ⽉ 6 ⽇(⼟)〜 11 ⽇(⽊)に県道へ設置した他、11 ⽇(⽊)には灯篭⽂字パネルとして未来へのメッセージを発信し、防 潮堤に約 500 本を設置した。

【共催】 

三陸港まつり実⾏委員会、越喜来地区公⺠館、浦浜・泊まちづくり委員会 Youth for Ofunato、岩⼿⼤学研究⽀援・産学連携センター 復興・地域創⽣ユニット

【協⼒】  浦浜念仏剣舞保存会、⾦津流浦浜獅⼦躍保存会、県⽴⾼⽥⾼校、越喜来⼩学校

ー実績　(地区、灯篭作成個数)ー

　仲区　　　　　120個

　泊区　　　　　74個　　

　南区　　　　　130個　

　西区　　　　　5個

　崎浜　　　　　73個

　越喜来小学校　200個

　高田高校　　　852個

【メディア掲載⼀覧】 

・岩⼿⽇報「鎮魂、希望、ともす越喜来 3 ⽉に⼤船渡で地域参加型イベント」（2021 年 2 ⽉ 20 ⽇） ・NHK 盛岡「午後 2 時 46 分 各地で祈り」（2021 年 3 ⽉ 11 ⽇） 

・NHK 盛岡「傷ついたふるさとに灯⽕を 若者たちの奮闘」（2021 年 3 ⽉ 12 ⽇）

・岩⼿⽇報「防潮堤を照らす灯籠」（2021 年 3 ⽉ 12 ⽇）

ー約半年間の活動を通して参加した高校生が得た学び・気づき・感想ー　　　

⻄区・⾼⽥⾼ 2 年 及川正嗣 

地域の⼤⼈の⼈たちと対等な⽴場で話し合った時に、⾼校⽣の意⾒に少しでも⽿を傾けてくれる姿 を⾒て嬉しくなった。それぞれが違う観点を持っていることから、⼈と話し合って企画を進めるこ との⼤変さと有意義さを知った。改めて地域の⼈たちの団結⼒を知った。半年間もかけて何度も壁 にぶち当たることもあったけど、⼩規模とはいえ無事に成功させることができて達成感に満ち溢れ ている。これからも何らかの形で地元に関わりたいと強く思う機会になった。 

陸前⾼⽥市・⾼⽥⾼ 1 年 千⽥航 

この企画を通して感じた事は、地域との繋がりです。私は地域のために協同して何かに取り組むこ とが初めてで、震災から 10 年の節⽬として越喜来の鎮魂のためにこのプロジェクトに参加してい ろんなアイデアや震災の想いを巡らせることができました。企画の中にある内容にも狙い・設定理 由などちゃんとした意図を持って取り組むことが⼤切なのだとわかりました。10.20 年後と、今の 私達が将来の若者として地域のために新しい⼯夫を取り⼊れられるように今後の活動に役⽴てたい と思いました。 

綾⾥・⾼⽥⾼ 1 年 千葉愛 

この企画を通して⾃分の意⾒を⾔えるようになり、⾃分の成⻑を感じた。地域としての団結⼒も⾼ まったと思う。地域の⼈などと接していてコミュニケーション能⼒を⾼められた。区⻑さんとは検 討会を通じて意⾒を⾔って、変えて、様々なことをして考えて⼤変だったけど、⼤変さが成功に通 じたと思う。⻑い期間を経て、コロナということもありながらできた⽅かと思う。次は、今の企画 より良いものを作りたい。考えたい。今回の反省を活かし、連絡は早めに⾏うことを⼼がけたい。 

仲区・⼤船渡⾼ 2 年 神津凛 

この活動を通して、地元の⽅々との繋がりの⼤切さを学びました。また、⾃分が思っている以上に 多くの⽅々が関⼼を持ってくれているということに気づきました。