2019年度活動紹介

実施プロジェクト


三陸港まつり開催支援

ペットボトル灯篭プロジェクト

一時中断プロジェクト


越喜来 書き込む写真展

~つながる中学校 全73年分の卒業写真~

第二回 3月17日~3月22日・三陸公民館一階ホワイエ

イベントページはこちら(リンク)

年間スケジュール


6月:29日~30日にかけて夏派遣に向けた事前派遣を実施

 

7月:7日~8日にかけて夏派遣に向けた事前派遣を実施

 

8月:夏派遣

   ・ペットボトル灯篭プロジェクトの実施

   ・ペットボトル灯篭パネルプロジェクトの実施

   夏派遣を終えての事後派遣を実施

 

10月:26日~27日にかけて秋派遣を実施

    ・ペットボトル灯篭パネルを越喜来中学校文化祭にて展示

    ・「思いを記そう」写真展の第一回を越喜来中学校文化祭にて実施

 

12月:27日~29日にかけて冬派遣を実施

     ・学習支援の実施

     ・第二回「思いを記そう」写真展に向けた準備

活動報告


夏派遣

ペットボトル灯篭プロジェクト

(三陸港まつり開催支援)

① 実施目的・ねらい

 地域の伝統である三陸港まつりに地域住民が主体的に参加出来る機会を創出し地域への愛着を深めることを目的として、地域住民とともにペットボトル灯篭・灯篭文字パネルを作成し、お祭り会場や会場までの道路に飾る。

 

② プロジェクト内容

・事前派遣(実施準備) 

【事前派遣①:67日〜69日(計3日間)】

 

【事前派遣②:77日〜78日(計2日間)】

 

越喜来小学校・越喜来中学校、三陸港まつり実行委員長をはじめとした地域のみなさまに、夏のプロジェクト概要のご説明・ご相談をさせていただきました。また越喜来中学校では、78日に「思いを灯そうプロジェクト」ワークショップを実施しました。越喜来や地域の大人に向けた思いを発信するべく、全校生徒がグループに分かれて意見を出し合い、「灯篭文字パネル」に灯すメッセージを考えました。投票の結果、「ありがとうの心〜君から君へ〜」というメッセージが決まりました。

 

・夏派遣(プロジェクト実施)
 
ペットボトル灯篭(3年目の実施)
 
ペットボトル灯篭プロジェクトは、担い手不足により存続の危機にある地元の祭り、三陸港まつりへの地域住民の『準備段階への主体的な参加の機会』作りを目指して始まりました。プロジェクトの最終的な目標は、『まつりの担い手の増加』と『地域の繋がりの強化』です。街灯の少ない県道沿いに、簡単に作ることができる「ペットボトル灯篭」を設置することにより、景観と安全を高めることができます。2019年度は、雨天実施であったため、まつり会場(三陸公民館)内の装飾としても使用しました。
 
灯篭文字パネル(2年目の実施)
 
ペットボトル灯篭を活用し、「三陸港まつり」の光る文字パネルをまつり会場に設置しました。
 
加えて、2019年度は、「思いを灯そう2019」プロジェクトのもと、今年度をもって閉校となる越喜来中学校の生徒と共に、生徒、地域住民からの「思い」で灯篭文字パネルを作成し、まつり会場に設置しました。パネルの下部には、中学生とYfOによる文字パネルの作成過程の写真や中学生から中学校へのメッセージを展示し、イラスト・メッセージ等を書く欄を設けることにより、保護者の方や地域の方々の参加度を高めました。

・事後派遣(プロジェクト振り返り)
 8月23日から始まった事後派遣では、戸田公明市長と市内の復興状況や今後の展望等について意見交換をし、24日~25日は三陸港まつりの実行委員の皆さんにペットボトル灯篭プロジェクトに関する事後ヒアリングを行いました。どちらもお話の中で私達が用意した質問をスムーズに聞き出すのに苦戦し、体力勝負の夏派遣とはまた違ったやりがいを感じました。
 
③ 今年の特色
越喜来中学校閉校後も、地域の繋がりが途絶えることのないように。また、地域のみなさんがより越喜来に対する愛着を持てるように、「思いを灯そうプロジェクト」を企画しました。
 
中学生が自らの「思い」を直接発信した、三陸港まつり当日の点灯式では、中学生の思いに呼応するような、観客の皆さんの大きな拍手が印象的でした。このプロジェクトを基盤として、小・中学生をはじめとする地域の担い手が増え、越喜来がより盛り上がっていくことを期待しています。
 
 
④ 今後にむけて
地域の中学校が閉校してしまうため今年度は特に中学生との繋がりにフォーカスをあててプロジェクトを行いましたが、来年度に向けて小学校を巻き込んだ企画を検討していきたいと思います。より一層ペットボトル灯篭が地域のお馴染みに近づけるような取り組みをしていきたいと思います。

秋派遣

ペットボトル灯篭パネル展示

@越喜来中学校文化祭  10月27日㈰

「思いを記そう」写真展

一回目  越喜来中学校文化祭  10月27日㈰ 

① 実施目的・ねらい

 越喜来中学校閉校に際して、歴代の卒業写真を展示し、当時のエピソードや地域への「想い」を書き込んで共有することで、地域への愛着を深める機会とします。卒業生に限らず、越喜来に関係する人たちの世代を超えた交流の輪を広げ、地域コミュニティの繋がりを強化することを目的としています。


② プロジェクト内容

 今回の写真展では、10月27日(日)に開催された越喜来中学校文化祭にて、越喜来中学校の体育館の一角をお借りして開催しました。写真展の内容としては、上に掲載されている写真のように、約15年分の卒業写真を一枚のパネルにしてそのパネルの上に、今年度で閉校となってしまう越喜来中学校や、地元越喜来へのメッセージを書いて頂くというものでした。

 

③ 第二回に向けて

 第二回では、開校から73年分すべての卒業写真をそろえ、それらを4つのパネルに分けて同時に展示したいと考えています。次回は、今回のように何かのイベントと同時開催できないと思われるため、どのようにして多くの方に足を運んでいただけるかが重要な点になると思います。

冬派遣

学習支援

実施目的・ねらい

 首都圏の大学生との交流により、生徒たちの学習意欲の向上に繋がること。また、大学生になったらいったい何をするのだろうか、大学生になることの良さとはなんだろうか等を伝え、将来の夢の選択肢の幅を少しでも広げてもらうことがねらいである。

 

② プロジェクト内容

 今回の学習支援は、仲区公民館をお借りして、12月28日、29日の二日間実施しました。学習支援の内容は冬休みの宿題のお手伝いでした。他には29日に交流会を実施実施し、大学生の勉強や生活についての疑問に答えたりして越喜来中学校の生徒と交流を深めました。