〜ビジョン〜

「大船渡と私たちの未来のために」

20113月に発生した東日本大震災をきっかけとして同年10月に設立した私たちYouth for Ofunatoは、2016年秋まで、「大船渡の笑顔のために」をVisionとして掲げ、活動を続けてきました。

 

大船渡に足を運び続けるなかで、東日本大震災から5年以上の月日が経った大船渡の復興状況、特に建物などのハード面の復興は大きく前進していると感じました。これまで、「大船渡のために、何かをしたい」という強い気持ちを持って活動を続けてきました。

 

それに加えて、大船渡での活動を通して日本の社会課題を理解し、その解決、改善のために行動をすることで私たちが成長できることを実感しました。

 

大船渡が笑顔になることで、私たちも笑顔になれます。これからはより良い大船渡の未来、私たちの未来を目指し、大船渡と共に歩んでいきます。

 

 


 

 

〜ミッション〜

 

① 大船渡とつながる輪を広げる。

 

私たちは、大船渡住民と大船渡を訪れる人々との交流を広げることを目指します。かつてボランティアとして大船渡を訪れていた人々を交流の担い手としてサポートし、大学生、ボランティアなど、大船渡を継続的に訪れる人口を拡大し、大船渡での交流から笑顔を広げます。

 

 

  ② 大船渡の魅力を広く発信する。

 

私たちは、大船渡の明るいニュース、現地で感じたこと、地域の良いところをSNS、ホームページなどの媒体を使って発信します。より多くの人が大船渡の「今」を知るきっかけをつくります。

 

 

 ③ 地域コミュニティの担い手を支援する。

 

私たちは、大船渡の地域コミュニティの担い手をサポートします。大船渡の地域コミュニティの担い手には、例えば災害公営住宅の自治会や、地域の伝統的なお祭りの役員がいます。被災者が日々生活していく災害公営住宅の新しいコミュニティも、地域の方々がお互いに楽しむお祭りもどちらも大切ですが、大船渡ではその担い手が不足しています。住民が地域コミュニティの中で前向きに生活していくために、地域コミュニティの担い手のお手伝いをします。

 

 ④ 地域社会が抱える課題に挑戦する。

私たちは、日本の地域社会が抱える課題にアプローチしていきます。震災から5年が経過し、大船渡では震災前から社会が抱えていた、人口減少、少子高齢化等の日本の地方社会一般に共通する問題が進行しています。これらの課題の解決に向けて、「学生ならでは」の立場でどのように関われるかを考え、実行していきます。

 

2017年制定  

Youth for Ofunato  


 私たちが考える「学生ならでは」とは

 

 若者のパワフルさを持って笑顔で活動することで、地域住民に元気を届けることができると考えています。また、大学で学んだことを通して、学術的な視点から被災地の復興を考えます。