期間:2014年8月11日〜
場所:大船渡市内
参加人数:全3陣
アドバイザー:船戸義和(岩手大学 三陸復興推進機構 特任研究員)
まずわたしたちは、大船渡市散策をしました。散策の目的地に行くまでの車窓からは、前回きたときからまた変わっている街並みが広がっていました。
碁石海岸と大野海岸へ行ったり、甫嶺仮設住宅に行き、中学生と甫嶺の地域を散策したりしました。碁石海岸では、濃紺の海と轟く波しぶきを前にして、大船渡の新たな魅力をまた感じることができました。
夜はライトアップニッポンの花火を眺めました。
今年も私達を温かく迎えてくれる人達とこうして花火を見上げられたことがとても嬉しかったです。
長洞仮設住宅で、過去に住民の方々といっしょに作ったベンチにペンキを塗り直しました。
ベンチを作ったときの思い出を語り合いながら、住民の方々といっしょに夏祭りに向けて一汗かきました。
昨日から大船渡に来ている芝浦工業大学付属柏中学・高等学校の生徒さんたちと一緒に、三陸港祭りで使われる灯籠づくりを円満寺で行いました。みんなで工夫しながら効率良く、楽しくお話しながら終始和やかな雰囲気で活動出来ました。
中学校の体育館で、越喜来のある浦浜地区に古くから伝わる念仏剣舞の踊りを実際に教えて頂きました。始めに、基本の動き方を教えてもらった後、剣、衣装を身に着けて踊りを舞いました。足のステップをしながら、手を動かし、その上、頭を動かして力強く舞う剣舞の動きの難しさに、メンバーみんな口数が減りながらも一生懸命取り組みました。
お祭り当日、杉下の皆さんと朝から準備を行いました。杉下祭り本番に向けて全員が一生懸命取り組み、祭りを成功させようという気迫が感じられました。
午前中は盆踊りのやぐらを組み立てたりベンチを運んだりする班と、祭りの屋台で使う野菜を切る班に分かれ作業しました。午後は本番に向けた細かい作業(屋台の設営や下準備など)を中心に行いました。祭り本番が近づくにつれ、気持ちも高ぶっていきました。
そして本番。かき氷やホタテ・イカ、焼きそば、その他様々な屋台が並びました。都会の祭りとは違い、お客さんとの距離がとても近く、多くの人と会話することができました。
盆踊りやカラオケ大会などの時間もあり、非常に賑やかな雰囲気となりました。
1日をとして感じたこと、それは「人の温かさ」です。
かけていただく言葉の温かさはもちろん、雰囲気の温かさを1番に感じました。熱気にあふれ、人々の温かさに包まれた祭りの空間は都会では感じることができないとても新鮮なものでした。
毎年恒例となってきた三陸港まつり、今年もお手伝いさせていただきました。午前中は会場設営、午後は灯籠渡し、ホタテ売り、受付売店のお手伝いをしました。
今回は三陸国際芸術祭との併催ということで、郷土芸能やバリ舞踊など様々な踊りのパフォーマンスもありました。
剣舞は、言葉で教えるのではなくて、見ながら覚える、踊りながら受け継がれていきます。だから、子どもたちは自分でかっこいいと思う踊りをする先輩をみつけて、その踊りに近づけるように真似をするのだそうです。
踊りの型はあっても細かい決まりはなく、それぞれが真剣に、かっこいい踊りを追求しているのだそうです。
今年度の会場は越喜来中学校でした。震災前のように、また海で行われていた年は来るのかな。
お祭りの準備では、屋台の野菜を切ったり、ゲーム企画のアイデアを出し合いました。住民の方々やわたしたち学生のあいだで楽しくお話しをしながら進めることができました。大船渡の人のあたたかさを感じながらの作業になりました。
お祭り当日は、ゲームブースの手伝いをさせていただきました。ゲームは空き缶を30秒間に何個つめるか、「空き缶タワー」です。大船渡高校バスケ部の皆さんと準備から運営までいっしょに行うことができました。高校生の元気な呼びかけで、小さい子だけでなく大人まで集まり、大盛況となりました。
友結バンドの演奏や大船渡東高校の和太鼓などのパフォーマンスから、スイカ割りや盆踊り、花火など住民の方々参加型のものも数々あり、仮設住宅に住まわれている方々のあいだの交流も深まりました。
期 間:2014年11月1日〜3日
場 所:大船渡市
参加人数:2人
アドバイザー:船戸義和(岩手大学三陸復興推進機構・特任研究員)
わたしたちは、11月初旬の3日間漁業体験を行いました。大船渡市の漁師さんのご家庭にお世話になり、ホタテの養殖や定置網の引き上げなどにご一緒させていただきました。
朝早くから、獲れたホタテを綺麗にする作業を行い、『恋し浜』ブランドとして出荷する分の箱詰めをし、出荷まで携わらせていただきました。ここまで終えても午前6時でした。漁師さんの毎日の忙しさを身にしみて感じる機会となりました。
大船渡で獲れたワカメを使ったスイーツレシピも試作しました。11/8.9に上野で行われる「三陸なう」というイベントに、その名も「海のマフィン」を店頭に並べました。無事完売!
岩手県三陸南部の情報を中心に扱う地元の新聞、「東海新報」が漁村ステイのことを掲載してくださいました。